【写真で観る】船橋市観光で行きたい鎌倉時代創建の寺院、閻魔寺こと”西福寺”を徹底解説!!
千葉 西福寺 千葉県船橋市にある真言宗の寺院”西福寺”にやってきました! このお寺には、閻魔大王像と奪衣奪像が安置されており、地域では閻魔寺として知られております。 ※両像は、普段は拝観できませんが、年に一度お盆にだけ観る事が出来ます。 境内に入って直ぐ左側には「ふくふく地蔵尊」と書かれた可愛らしい御地蔵さんが並んでおります。 このお寺らさんが地蔵菩薩と同尊の閻魔大王を祀っているという事もあり、子供が健やかに「ふくふく」と育つように建立されました。
そして、右側には関東の寺社では、よく見られる「庚申塔」もあります。 この「庚申塔」も古いもので一つ読んでみると「文政十 亥 十一月 吉日」と刻まれており「1828年の戌年」という事ですので、幕末の動乱の最中に建立された事が分かります。 ちなみに「庚申塔」とは、もともとは、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づき京都や大阪が中心になっていたそうですが、関西ではあまり見る事が無く関東に多く見られる石物です。
境内に進むと船橋大師と書かれた弘法大師像が見えます。 また、その横には中をぐるりと歩くだけで四国のお遍路さんと同様の御利益があるとされる「新・四国八十八ヶ所霊場」が設けられています。
つきあたりにある本堂には、内部は年に一度お盆にしか見れないですが、閻魔大王像と奪衣婆像が祀られています。 比較的綺麗なこの本堂は、戊辰戦争における戦闘の一つ「船橋の戦い」での兵火により焼失されたとの事ですので、其の後の再建によるものだと思われます。 境内を断りもせずに撮影をしていたところ、893の様な厳ついお坊さんが唸り声を上げてきました。 「こりゃまずい・・・怒られた・・・・と観念していると」 親切に寺の案内と曼荼羅の展覧会?のチラシをくれました。 人は見た目によらぬ・・・ここまで言ったら怒られますね。(すいません。)
以上で「西福寺」の御案内となります。 船橋の閻魔寺といわれるこのお寺には、恐ろしい閻魔様が祀られ人々の畏敬を集めています。 また、近年にも石物の建立が行われており、船橋の人々の篤い信心を集めている事が分かるお寺でした。 このお寺の向いには船橋神社や、船橋の地名の由来となった川、海老川が近くを流れており、古くから栄えた船橋の観光は非常に面白いです。 皆様も一度参拝に訪れては如何でしょうか。 御精読有難うございました。
名称 西福寺 所在地 千葉県船橋市宮本6-16-1 アクセス JR船橋駅下車 徒歩10分 料金 無料 営業時間 年中無休 創建 鎌倉時代と伝わる 宗派 真言宗 豊山派 山号 船橋山 院号 清浄心院 種別 神社仏閣 備考 お盆の時期に、年に一度の御開帳があります。 評価 73点
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